CD - INTERNAL STATIC



Release date: 25th October, 2016
Edition of 150 pressed CDs

Duration of the work - 28:30
Live recorded in April, 2016 with a handy recorder at the atelier in ZKM
Music production in ZKM and art design by Junya Oikawa
Mastering by Benjamin Miller
Special thanks to ZKM | Institute for Music and Acoustics / Penguin Translation
Copyright: Junya Oikawa, Production: oikawanote-000 in 2016


CONCEPT

INTERNAL STATIC (April, 2016) is the first experiment of the Semi-Improvisation Series in which live-electronics of the electric guitar such as touch-noise and impulsive-noise are electrically transformed into presence of static / minimal / crack noise and inorganic phenomenon. In this project Oikawa attempt to pursue the expression of live performance as "realtime-composition" with surround sound beyond the border from "free-improvisation" by digital sound programs and electric guitar.








Review


|| Kyoka (Raster-Noton/sound artist) / Nov. 2016 | (Language:Ja)

CD review - Internal Static | Kyoka

Junya Oikawaさんとの初対面は、2014年3月11日。

sub-tleさんのリリパの一環のDommune出演がきっかけでした。
ドイツ、onpa)))))という繋がりから、Tukicoさん、Junichi Akagawaさんと4人で共演させていただきました。

サウンドチェック中に、Oikawaさんからミキサーの使い方を聞かれたんですが、既にそれが衝撃でした。「どうやってここまで来たんだ…」と。他人事ながら、少しだけ心配になりました。
ですが、その後ライブ本番の出音一発目を聞いた瞬間「わ!天才だったのか!」と思いました。

シャープに透き通り硬質な音が、空間を複数に分断するようにシャープでカラフルに踊ってました。

そのDommune以来、度々交流させていただいた中で、Oikawaさんのマイペースで独自な作品の世界、そこにあるピュアな知性やセンス、人間性など、すごく信頼できると思うようになりました。

今作のInternal Static - experiment in the atelier。
聴けて良かったです。
安心して理解を深めながら何度も聴ける音だと思いながら、すでに数回リピートしてます。
そもそも、安心して理解や音の存在への想像を深めていける作品に出逢えること自体、貴重だと思います。貴重だからこそ、自分の成長にも繋がる音だと思うので、今回これが聴けて本当に嬉しかったです。

最後に余談です。 一発録りでこの仕上がりだと言うこと。そして、注意書きが『本作には40Hzの超低周波が含まれています。』と『ご視聴にはサブウーハ付きのスピーカーシステム、またはヘッドホンをご使用下さい』と言う事。とってもシンパシーがわきました。




|| Sound and Recording Magazine / Feb. 2017 | (Language:Ja)

CD review - Internal Static | Sound and Recording Magazine


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|| 松井茂 (詩人 / 情報科学芸術大学院大学准教授) / Dec. 2016 | (Language:Ja)

CD review - Internal Static | 松井茂

及川潤耶のCD「INTERNAL STATIC」は、僕だけの2016年の流行語大賞であるところの「メディア・パフォーマンス」の記録として楽しめる。

というか、なにかを考えさせる誘惑がここにある。

まずは「realtime-composition」が、どのような行為なのかを知りたくなるところだが、実際にはそれを問う必要も無く、人工物と人間の境界面を考えさせるオーガニックな瞬間の連続に、聴き手の醍醐味はほぼ充たされる。アブダクションが遂行されるメディアと身体の邂逅に、現在の環境音楽という場が浮上しているのではないか(と思う)。

幽霊的かつ有機的(怖くない!)。

ふと印象を走り書きしながら補足した「怖くない」は、藤井貞和の詩の一節だったことを想起した。
適当なことを書いているのでは無く「INTERNAL STATIC」の聴取体験が、私に言語行為として絶えざる構築過程のようなパフォーマティヴィティを与えてくれるのだ




|| 梅田宏明 (振付家、ダンサー、ビジュアル・アーティスト) / January. 2017 | (Language:Ja)

CD review - Internal Static | 梅田宏明

及川くんの音は、媒質を築く。

音を解釈する前に、覆われ、浸され、身体に作用してくる。

身体の外囲である、音が作るその媒質は絶えず、時には唐突に変化していくのだが、一つ一つがとてもきめ細かく、明瞭なテクスチャを持っている。

鋭いテクスチャのせいで、かなり直接的に身体に作用する、挑発的で触覚的な体験だ。










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